元乃木坂46川村真洋、日本国内での活動を再開、今後目指すものは?

目次
帰ってきた ろってぃー
歌とダンスの実力はNo.1だった
乃木坂46の1期生メンバーで、1stシングル『ぐるぐるカーテン』、8thシングル『気づいたら片想い』では選抜メンバーとして活動。その歌唱力はグループ中で一番と言われ、実際に乃木坂46時間テレビで行われた『ガチバトル!THE歌王 本当に歌が上手いのは誰?』では下馬評通り優勝するほか、「THEカラオケ★バトル」最強女子ボーカリストNo.1決定戦などにも出場するなどその歌唱力、表現力は高く評価されていました。
またダンスもピカイチで、初期に『乃木坂ってどこ?』の番組内で企画されたダンス七福神にも選ばれています。また歌番組では選抜フロントメンバーの急遽の代理として、短い振り入れ時間でそのままフロントの位置に立つこともあり、スーパーサブ的なメンバーとしても知られていました。
乃木坂46を卒業後は、韓国でK-POPデビュー
2018年3月31日に乃木坂46を卒業をして、2019年韓国人を含まない多国籍K-POPグループ、Z-Girlsに参加、韓国でデビューしていました。
Z-Girlsはアジアを中心にK-POPの波にのって活動をしていましたが、日本ではほとんど知られることなく、最近は目立った活動もないようです。
日本での事務所はゼスト
国内カムバックに当たり、元乃木坂46のメンバー若月佑美が(乃木坂合同会社から移籍)在籍している「ゼスト」に所属し、国内での活動を再開することを5月17日に発表しています。ゼストはSKE48やAKB48小栗有以のマネジメントをしていることでも知られています。
川村真洋は「MAHIRO」という名前でZ-GIRLSでは活動していましたが、今後は「真洋(Mahiro)」として活動拠点を日本に移して、アーティスト、モデル活動などを行っていくということです。18日にはファンクラブも開設されるようです。
川村真洋は「乃木坂46卒業後にアジアを中心に活動していましたが、今後ゼストに所属して、日本国内での活動を再開することになりました。ファンの皆様に会えない期間は、とても寂しい気持ちもありましたが、海外で学んだ経験も活かして、皆様と一緒に一歩一歩、歩んでいきたいと思います。まだまだ未熟な私ではありますが、これからも応援よろしくお願いします」とコメントしているようです。
所属していたZ-GIRLSの公式サイトのメンバーリストからはMAHIROのプロフィールは見当たりませんので脱退したものと思われます。(彼女の活動には常に中途ハンバなものを感じてしまうこともあるのは残念なところです。)
かつては乃木坂46の誇りだった川村真洋
乃木坂46グループ内では歌うまNo.1の称号を実質与えられていた川村真洋は『Theカラオケ★バトル』にも数回出演。決勝を目指したアイドル対決ではPredia(プレディア)の湊あかねさんや元DATのMisonoさんらを僅差で破り念願の決勝進出を果たしています。実力派大人アイドルと言われ「人気急上昇の乃木坂には負けたくない」と意気込みを見せた湊さんに対しても、独特のキャラで対応、決戦を制した姿は当時、ファンを歓喜させ、乃木坂46ファンを誇らしい気分にさせてくれました。
カラオケバトルでの記事はこちら→過去に乃木坂46と対決したアイドル
乃木坂46の歌姫の転落
歌・ダンスともにグループ内ではNo.1ともいわれた川村真洋ですが、人気は実際のところあまりなく、個別握手会などの開催も1日5部制のうち、毎回2部くらいの枠しかありませんでした、主に4部、5部の開催が多く握手会を訪れるコアなファンは限定されていました。ただし有志による生誕祭委員の熱心さはグループでもトップクラスで、外から見ても非常に良い人たちの集まりだったという印象があります。
そんな川村真洋でしたが、ファンを驚かせる文春砲記事が出て状況は急転落の展開を迎えることになりました。運営側に物怖じせずにはっきりと意見を言える数少ない存在として、ファンの間では認識されていましたが(それが原因で選抜入ができない、干されているというような噂もありました。)さすがにこの一件は多くのファンを呆れさせ、本人のその後の活動にも支障が出かねない事態になってしまいました。
とくにファンの心象を悪くしたのは、相手のホストクラブ呼び込みの仕事をしている彼氏とされる人物が、悪気もなくあっさり交際を認めたばかりでなく、実際にライブ会場に関係者枠で招待され、その感想として「多くのヤツがオレの彼女の名前を叫んでいる(ろってぃーコールの事と思われます)」のようなコメントをしたことです。
橋本奈々未の卒業直前に水を差す
時期的には5th Year Birthday Live(Day1は 橋本奈々未卒業コンサート)の直前で、多くのファンが大事に待っていた、人気メンバーのセレモニーに水をさされたと感じてしまいました。(文春砲はタイミング的に乃木坂46の大きなイベント直前のタイミングを狙って記事を出してきているような気がしますが... そのネタを提供してしまうような側にも責任はあります。ただ元の事実から憶測で話を大きく広げて行くというやり方には悪意を感じます。)
川村真洋が残した傷跡
かつて「ろってぃーコール」はライブ前の名物のような行事で、生誕祭委員の方々のきっかけで始まっていたと思います。普通に生誕祭委員以外のファンもコールを叫ぶなどして楽しんでいましたが、文春砲以降はコールを仕掛ける側も非常に肩身の狭いものがあったのではないでしょうか。
直後のバスラでもブーイングこそ出なかったものの、自粛しないことにかなり白い目で見られていたと思います。ただ彼らはめげることなく「ろってぃーコール」を続けてゆきました。ただし次のライブ以降は会場のファンに事前にプラカード的なものを持って挨拶に回り「川村真洋生誕祭委員です。本日はろってぃーコールをさせていただきます、皆様のご理解をお願いします」のような断りを、各エリアごとに分かれて行っていました。川村真洋の生誕祭委員の人たちはかなり熱心で、生誕祭レーンで配布する記念グッズなども3D生写真などを制作したり、装飾もMAHALOにひっかけてハワイ風のMAHIROレーンにするなどかなりの凝った準備をされていました。
ただ残念なことに、彼らの努力もみのらず川村真洋はそのまま卒業をしてしまうことになります。
川村真洋の卒業に関してはファンからは特に残念がるような声は多くは上がらなかったように思います。
かつてはライブ前の名物だった「ろってぃーコール」の盛り上がりも、最後は逆効果のような現象を生み出してしまっていました。
ろってぃーコール
SNSで今回の復帰ニュースに触れて、川村真洋を知らないという人を見かけました、そこで「ろってぃーコール」について少しだけ書きます。
「いち、にぃ、さん、しぃ、GO! ろってぃー!」のように叫ぶコール
また一時
「いち、にぃ、さん、しぃ、GO! ろってぃー! 七瀬! はち、きゅう、純名!」のように叫ぶ亜流のものもいくつか出現しています。
大阪出身の3人の1期生のうちの1人
4期生にも関西出身の3人娘、大阪出身の早川聖来、兵庫就寝の林瑠奈、京都出身の弓木奈於の3人でコントなどでもユニットを組んでいます。
1期生の大阪出身の3人といえば、川村真洋、西野七瀬、松村沙友理です。
西野は平野区、松村は城東区出身ですが、川村の詳細はわかっていません、西野とは地元が近いということですが、大阪市内なのかどうかも不明です。
とくにこの大阪出身の3人で活動することはなかったようですが、ラジオ番組『乃木坂のの』に3人揃って登場し大阪あるあるトークを繰り広げたことがありました。東京に出てきて大阪と違う点について、スコップとシャベルの定義が逆とか、新品のことを「サラ」と言っても通じないとか、結構面白いトークをしていたのを思い出します。ある意味で良き時代でもありました。